第114話『迷画最初の晩餐の秘密』と使用された原作

それと同様、ルブランももともと純文学・心理小説作家を志していた事もあり、犯罪小説、探偵小説であるルパンシリーズで名声を博する事に心を痛めていたといわれる。ドイルがホームズをライヘンバッハの滝に落としたのと同様、ルブランもルパンを1度自殺させている(『813』)。また、「ルパンが私の影なのではなく、私がルパンの影なのだ」という言葉などにもその苦悩の跡が見られる。が、晩年になってその自分の経歴も受け入れられるようになったと思われ、「ルパンとの出会いは事故のようなものだった。しかし、それは幸運な事故だったのかも知れない。」との言葉も残している。なお探偵もの以外の娯楽小説ではSFに分類される『三つの眼』(ファーストコンタクト・テーマ)、『ノー・マンズ・ランド』がある。ルブランは文学への貢献(直接の理由は“国民的英雄・ルパン”の創造)によってレジオンドヌール勲章を授与され、1941年にペルピニャンで亡くなった。亡くなる数週間前に、「ルパンが私の周りに出没して何かと邪魔をする」という趣旨の被害届を警察署に出し、そのため警察官が24時間体制で警備し、最期の日々の平穏を守った。クロード・モネの絵で有名な大西洋岸の町エトルタには彼の住居を基にしたモーリス・ルブラン記念館、通称「アルセーヌ・ルパンの隠れ家」がある。またモネの絵の題材にもなった有名なエトルタの岸壁はその頂上に登ると崖の内部に潜れるようになっており、『奇巌城』に登場する暗号がそのまま金属プレートで掲示されている。



サクラ女王の遺児であるミラ王女が王位を継承することになったが、ミラは母と兄の突然の死を受け入れられずに次期女王の座を拒絶し、訪問した日本の東京で警護の手を潜り抜け、逃げ出してしまう。街で自分と瓜二つの少女・毛利蘭と出会ったミラは、彼女と服を交換して入れ替わることで、追跡から逃れようと目論む。その後、峰不二子に助けられながら反王女派の襲撃やコナンの追跡をも振り切ったミラは、身分に縛られない自由を満喫するが、事情を説明しようとホテルへ戻った蘭は、ミラの身代わりとしてヴェスパニア王国へ連れ去られてしまう。その頃、ルパンはヴェスパニア王国に伝わる秘宝「クイーンクラウン」を狙い、既に王国内へ潜入していた。先行していた次元大介と合流したルパンは、王宮の宝物庫ではなく、世界的にも希少な鉱物「ヴェスパニア鉱石」の鉱山に潜入する。また、蘭を追うコナンもヴェスパニア王国の特別航空機に密航し、王国へ向かう。



パックマンやディグダグを思わせるコミカルなキャラクターによる迷路アクションゲーム。初期のSCVゲームでは珍しく、キャラの動作に合わせてBGMのような音楽が流れる。主人公「パンチボーイ」はミニパンチを武器に、様々な仕掛けの張り巡らされた迷路を抜けて「モンスター城」に向かい、4人の「ボス」を倒して捕われの「レディー」を救いに行く。迷路では岩のような卵(パンチで転がせる)から怪獣が生まれてくる。怪獣は正面以外からのミニパンチは受け付けず、正面からのミニパンチで気絶し、さらにもう一撃で倒せる。いくつか孵らない卵もあり、怪獣とパンチボーイで卵の転がし合いになることもしばしば(転がる卵に潰されても1ダウン)。1984年発売。定価3800円。キャッチフレーズは「ガーシム軍団滅亡の日」。



銭形と、五ェ門と同門だったオカマの殺し屋貞千代の追撃をかわして逃亡に成功したルパンは、ようやくモロッコに到着する。そのモロッコでは、かつてのイギリス占領政策を背景に街の実権を握るイゴ族と、奪われた民主自治の復活を求めるゲルト族が対立していた。100年以上の長きにわたってゲルト族に受け継がれてきた、民族の悲願が息づく街角でルパンの前に現れたのは、地道に抵抗運動を続けるゲルト族の少女ララ、そしてご存知峰不二子であった。再び襲撃してきた貞千代をかいくぐり、捜査に乗り込んできた銭形警部をごまかしながらルパンの耳に入ってきた情報は、ゲルト族の抵抗運動が長老の率いる一派と、長老の息子ガルが中心になって結成した新興結社の2つに分かれて活動しているというものだった。



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